目尻切開ではメリットとデメリット両方の理解が必要

目の大きさは、目頭から目尻までの長さによって決まってきます。これが長い人ほど、目の幅が広く、その分目を大きく開くことができるのです。そしてこの目の幅を広げるためにおこなわれている整形手術が、目尻切開です。個人差がありますが、目尻の皮膚によって目は、2~5ミリほど隠されています。つまりこの部分を切開すれば、2~5ミリほど目の幅を広げることができるわけです。さらに切開により、上まぶたがよりしっかりと持ち上がるようになるので、目の横幅だけでなく縦幅も広がります。すると、一層パッチリと開く目になりますし、さらには上まぶたに覆い隠されていたまつ毛も、露出して長く見えるようになります。このようにメリットが多いため、小さな目や細い目に悩んでいる多くの人が、美容外科で目尻を切開しています。

目尻切開の具体的な手順について

目尻切開は、まずは麻酔クリームを目元に塗ることから始められます。これにより感覚がある程度鈍ってから、注射による本格的な麻酔をおこなうのです。そして麻酔注射で痛覚が抑えられている間に、目尻が切開されるので、手術中に痛みが生じることはありません。切開の手順としては、まずは目尻から横方向に一直線にメスを入れます。そしてそのラインを上下に開き、上まぶたと下まぶたのそれぞれに糸で縫い付けます。皮膚のたるみがあれば、それを除去した上で縫合がおこなわれます。上下に分かれたラインは、1週間ほどで安定するので、その後縫い付けた糸を除去します。糸を除去しても、上まぶたと下まぶたとが再び合わさることはありません。つまり、しっかりと開いた目尻が、半永久的に持続するということです。

目尻切開のダウンタイムは約1週間

ただし、皮膚にメスを入れるわけですから、ある程度のダウンタイムが生じます。糸がついている間は、当然その糸が目立ちますし、切開した部分を中心に赤み腫れ、さらには内出血も生じます。そのため目尻切開は、ダウンタイムというデメリットがあることを理解した上で受けることが大事です。理解していれば、あらかじめ仕事などの休日を調整することで、ダウンタイムを誰にも会わずにゆっくりと過ごすことが可能となるのです。ダウンタイムは、多くの場合は1週間ほどで終わります。縫い付けた糸は、先述したように約1週間で除去されますし、それまでには赤みも腫れも目立ちにくくなっていることがほとんどです。多少残っていたとしても、氷などで冷やして抑えたり、ファンデーションで隠したりすることが可能です。